ティェンタオの自由訳漢詩 2113
中唐110ー張祜 胡渭州 胡渭州 亭亭孤月照行舟 亭亭(ていてい)たる孤月(こげつ) 行舟(こうしゅう)を照らし 寂寂長江万里流 寂寂(せきせき)たる長江 万里に流る 郷国不知何処是 郷国(きょうこく)は知らず 何(いず)れの処か是(こ)れなる 雲山漫漫使人愁 雲山(うんざん)...
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中唐111ー張祜 題金陵渡 金陵の渡しに題す 金陵津渡小山楼 金陵(きんりょう)の津渡(しんと) 小山楼(しょうざんろう) 一宿行人自可愁 一宿(いっしゅく)の行人(こうじん) 自(おのず)から愁う可(べ)し 潮落夜江斜月裏 潮(うしお)落ちて 夜江(やこう) 斜月(しゃげつ)の裏(うち) 両三星火是瓜州...
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中唐112ー劉禹錫 秋風引 秋風の引 何処秋風至 何(いず)れの処(ところ)よりか秋風(しゅうふう)至り 蕭蕭送雁羣 蕭蕭(しょうしょう)として雁群(がんぐん)を送る 朝来入庭樹 朝来(ちょうらい) 庭樹(ていじゅ)に入り 孤客最先聞 孤客(こきゃく) 最(もっと)も先(さき)に聞く ⊂訳⊃...
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中唐113ー劉禹錫 八月十五日夜翫月 八月十五日夜 月を翫ぶ 天将今夜月 天(てん)将(まさ)に今夜の月ならんとし 一遍洗寰嬴 一遍(いっぺん) 寰嬴(かんえい)を洗う 暑退九霄浄 暑(しょ)退(の)きて 九霄(きゅうしょう)浄(きよ)く 秋澄万景清 秋(あき)澄(す)みて 万景(ばんけい)清し 星辰譲光彩...
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中唐114ー劉禹錫 元和甲午歳詔書 元和甲午の歳 詔書ありて 尽徴江湘逐客余 尽く江湘の逐客を徴す 余 自武陵赴京宿於 は武陵より京に赴かんとし 都亭有懐続来諸 て都亭に宿し 続来の諸君 君子 子を懐う有り 雲雨江湘起臥龍 雲雨江湘(うんうこうしょう) 臥龍(がりゅう)を起こす...
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中唐115ー劉禹錫 元和十年自朗州 元和十年 朗州より召さ 召至京戲贈看花 れて京に至り 戲れに花 諸君子 を看る諸君子に贈る 紫陌紅塵払面来 紫陌(しはく)の紅塵(こうじん) 面(おもて)を払って来たる 無人不道看花回 人の花を看(み)て回(かえ)ると道(い)わざるは無し 玄都観裏桃千樹...
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中唐116ー劉禹錫 蜀先主廟 蜀先主の廟 天下英雄気 天下(てんか) 英雄の気(き) 千秋尚凛然 千秋(せんしゅう) 尚(な)お凛然(りんぜん) 勢分三足鼎 勢(せい)は三足(さんそく)の鼎(てい)を分かち 業復五銖銭 業(ぎょう)は五銖銭(ごしゅせん)を復(おこ)す 得相能開国...
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中唐117ー劉禹錫 踏歌詞 踏歌の詞 春江月出大堤平 春江(しゅんこう) 月(つき)出でて 大堤(たいてい)平らなり 堤上女郎連袂行 堤上(ていじょう) 女郎(じょろう) 袂(たもと)を連ねて行く 唱尽新詞歓不見 新詞(しんし)を唱い尽くすも歓(かん)見えず 紅霞映樹鷓鴣鳴 紅霞(こうか) 樹(き)に映じて...
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中唐118ー劉禹錫 望洞庭 洞庭を望む 湖光秋月両相和 湖光(ここう) 秋月(しゅうげつ) 両(とも)に相和(あいわ)す 潭面無風鏡未磨 潭面(たんめん) 風無く 鏡 未(いま)だ磨かず 遥望洞庭山翠小 遥かに望む 洞庭(どうてい) 山翠(さんすい)の小なるを 白銀盤裏一青螺 白銀盤裏(はくぎんばんり)の...
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中唐119ー劉禹錫 金陵懐古 金陵懐古 潮満冶城渚 潮(しお)は冶城(やじょう)の渚(なぎさ)に満ち 日斜征虜亭 日(ひ)は征虜亭(せいりょてい)に斜めなり 蔡洲新草緑 蔡洲(さいしゅう)の新草(しんそう)は緑にして 幕府旧烟青 幕府(ばくふ)の旧烟(きゅうえん)は青し 興廃由人事...
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中唐120ー劉禹錫 金陵五題 金陵五題 石頭城 石頭城 山囲故国周遭在 山は故国(ここく)を囲んで周遭(しゅうそう)として在り 潮打空城寂莫回 潮(しお)は空城(くうじょう)を打って寂莫(せきばく)として回(かえ)る 淮水東辺旧時月 淮水東辺(わいすいとうへん) 旧時(きゅうじ)の月...
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中唐121ー劉禹錫 金陵五題 金陵五題 烏衣巷 烏衣巷 朱雀橋辺野草花 朱雀(しゅじゃく)橋辺(きょうへん) 野草(やそう)の花 烏衣巷口夕陽斜 烏衣(うい)巷口(こうこう) 夕陽(せきよう)斜めなり 旧時王謝堂前燕 旧時(きゅうじ) 王謝(おうしゃ)堂前(どうぜん)の燕 飛入尋常百姓家...
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中唐122ー劉禹錫 堤上行三首 其一 堤上の行 三首 其の一 酒旗相望大堤頭 酒旗(しゅき)相望(あいのぞ)む 大堤(だいてい)の頭(ほとり) 堤下連檣堤上楼 堤下には檣(ほばしら)を連ね 堤上には楼(ろう) 日暮行人争渡急 日暮れて行人(こうじん) 渡るを争うこと急なり 槳声幽軋満中流 槳声(しょうせい)...
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中唐123ー劉禹錫 再遊玄都観 再び玄都観に遊ぶ 百畝庭中半是苔 百畝(ひゃっぽ)の庭中(ていちゅう) 半(なか)ば是(こ)れ苔 桃花浄尽菜花開 桃花(とうか)浄(きよ)め尽くして菜花(さいか)開く 種桃道士帰何処 桃を種(う)えし道士(どうし) 何処(いずく)にか帰(き)せし 前度劉郎今又来 前度(ぜんと)の劉郎(りゅうろう)...
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中唐124ー劉禹錫 楊柳枝詞 楊柳枝詞 煬帝行宮汴水浜 煬帝(ようだい)の行宮(あんぐう) 汴水(べんすい)の浜(ひん) 数株楊柳不勝春 数株(すうしゅ)の楊柳(ようりゅう) 春に勝(た)えず 晩来風起花如雪 晩来(ばんらい)風起こって 花 雪の如し 飛入宮牆不見人 飛んで宮牆(きゅうしょう)に入るも人を見ず ⊂訳⊃...
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中唐125ー劉禹錫 竹枝詞九首 其ニ 竹枝詞 九首 其のニ 山桃紅花満上頭 山桃(さんとう)の紅花(こうか) 上頭(じょうとう)に満つ 蜀江春水拍山流 蜀江(しょくこう)の春水(しゅんすい) 山を拍(う)って流る 花紅易衰似郎意 花 紅(くれない)にして衰え易きは 郎(ろう)が意に似て 水流無限似儂愁 水 流れて限り無きは...
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中唐126ー劉禹錫 浪淘沙九首 其八 浪淘沙 九首 其の八 莫道讒言如浪深 道(い)う莫(なか)れ 讒言(ざんげん)は浪の如く深しと 莫言遷客似沙沈 言(い)う莫(なか)れ 遷客(せんきゃく)は沙(すな)に似て沈むと 千淘万漉雖辛苦 千淘(せんとう)万漉(ばんろく) 辛苦(しんく)なりと雖(いえど)も 吹尽狂沙始到金...
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号 外 晩唐の代表的詩人、 杜 牧・李商隠 については、すでに 生涯をとりあげていますので、つぎのブログを参照ください。 杜 牧 平成23年7月11日ー12月19日 ティェンタオの自由訳漢詩1062ー1223 李商隠 平成24年1月1日ー3月20日 ティェンタオの自由訳漢詩1224ー1303
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晩唐1ー許渾 咸陽城東楼 咸陽城の東楼 一上高城万里愁 一たび高城(こうじょう)に上れば万里(ばんり)愁う 蒹葭楊柳似汀洲 蒹葭(けんか) 楊柳(ようりゅう) 汀洲(ていしゅう)に似たり 渓雲初起日沈閣 渓雲(けいうん) 初めて起こりて 日 閣(かく)に沈み 山雨欲来風満楼 山雨(さんう) 来たらんと欲して 風...
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晩唐2ー許渾 金陵懐古 金陵懐古 玉樹歌残王気終 玉樹(ぎょくじゅ)の歌(うた)残りて王気(おうき)は終わり 景陽兵合戍楼空 景陽(けいよう) 兵(へい)合わせて戍楼(じゅろう)空し 松楸遠近千官冢 松楸(しょうしゅう) 遠近(えんきん) 千官(せんかん)の冢(つか) 禾黍高低六代宮 禾黍(かしょ) 高低(こうてい)...
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