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ティェンタオの自由訳漢詩 1847

 南北朝48ー歌謠
   子夜四時歌         子夜四時の歌 (秋)

  秋風入窗裏     秋風(しゅうふう)  窗裏(そうり)に入り
  羅帳起飄颺     羅帳(らちょう)   起こりて飄颺(ひょうよう)す
  仰頭看明月     頭(こうべ)を仰(あ)げて明月を看(み)
  寄情千里光     情(じょう)を千里の光(ひかり)に寄す

  ⊂訳⊃
          窓から秋風が吹いてきて

          絹の帳をひるがえす

          顔を上げて  明月を仰ぎ

          千里の彼方  想いのたけを届けてほしい


 ⊂ものがたり⊃ 秋の歌は男女共に通用する歌です。明月を見上げて、遠いところにいる恋人に自分の想いを届けてほしいと詠います。

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