盛唐36ー王昌齢
出塞二首 其二 出塞二首 其の二
白草原頭望京師 白草(はくそう) 原頭(げんとう) 京師(けいし)を望む
黄河水流無尽時 黄河(こうが) 水流れて尽(つ)くる時無し
秋天曠野行人絶 秋天(しゅうてん) 曠野(こうや) 行人(こうじん)絶え
馬首東来知是誰 馬首(ばしゅ) 東へ来たる 知んぬ是(こ)れ誰(た)ぞや
⊂訳⊃
白草の草原に立ち 都のかたを望めば
黄河の水は流れて 果てしない
澄みわたる秋の空 曠野に旅する人も絶え
東へと向かう騎馬 あれはいったい誰だろう
⊂ものがたり⊃ 「白草」は砂漠に生える草。草の生い茂る野原に立って、都のある東の方角を眺めています。果てしない黄河の流れと秋の空、人影もない草原に東へ向かう一頭の騎馬が見えました。あれは誰だろうと目を見張るのですが、想像の詩です。
出塞二首 其二 出塞二首 其の二
白草原頭望京師 白草(はくそう) 原頭(げんとう) 京師(けいし)を望む
黄河水流無尽時 黄河(こうが) 水流れて尽(つ)くる時無し
秋天曠野行人絶 秋天(しゅうてん) 曠野(こうや) 行人(こうじん)絶え
馬首東来知是誰 馬首(ばしゅ) 東へ来たる 知んぬ是(こ)れ誰(た)ぞや
⊂訳⊃
白草の草原に立ち 都のかたを望めば
黄河の水は流れて 果てしない
澄みわたる秋の空 曠野に旅する人も絶え
東へと向かう騎馬 あれはいったい誰だろう
⊂ものがたり⊃ 「白草」は砂漠に生える草。草の生い茂る野原に立って、都のある東の方角を眺めています。果てしない黄河の流れと秋の空、人影もない草原に東へ向かう一頭の騎馬が見えました。あれは誰だろうと目を見張るのですが、想像の詩です。