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ティェンタオの自由訳漢詩 杜牧150ー151

 杜牧ー150    秋晩与沈十九舎人    秋の晩 沈十九舎人と期して    期 遊樊川不至      樊川に遊ばんとするも至らず   邀侶以官解     侶(とも)を邀(むか)うも  官を以て解かれ   泛然成独遊     泛然(はんぜん)として  独遊(どくゆう)を成す   川光初媚日     川光(せんこう)  初めて日に媚(うるわ)しく   山色正矜秋     山色(さんしょく)...

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ティェンタオの自由訳漢詩 杜牧145ー149

 杜牧ー145     途中一絶               途中の一絶   鏡中糸髪悲来慣   鏡中(きょうちゅう)の糸髪(しはつ)  悲しみ来たるに慣(な)れ   衣上塵痕払漸難   衣上(いじょう)の塵痕(じんこん)   払うこと漸く難(かた)し   惆悵江湖釣竿手   惆悵(ちゅうちょう)す  江湖(こうこ) 釣竿(ちょうかん)の手   却遮西日向長安...

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ティェンタオの自由訳漢詩 杜牧139ー144

 杜牧ー139    春日茶山 病不       春日の茶山 病みて酒を飲    飲酒 因呈賓客       まず 因りて賓客に呈す   笙歌登画船     笙歌(しょうか)  画船(がせん)に登(のぼ)る   十日清明前     十日(じゅうじつ) 清明(せいめい)の前   山秀白雲膩     山秀(ひい)でて  白雲(はくうん)膩(つやや)かに   渓光紅粉鮮     渓(たに)光りて...

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ティェンタオの自由訳漢詩 杜牧135ー138

 杜牧ー135    将赴呉興 登          将に呉興に赴かんとして     楽遊原一絶           楽遊原に登る 一絶   清時有味是無能   清時(せいじ)に味わい有るは  是(こ)れ無能(むのう)   愛孤雲静愛僧   閑(かん)は孤雲(こうん)を愛し  静(せい)は僧を愛す   欲把一麾江海去   一麾(いっき)を把(と)りて  江海(こうかい)に去(ゆ)かんと欲し...

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ティェンタオの自由訳漢詩 杜牧129ー134

 杜牧ー129     長安雪後               長安 雪後   秦陵漢苑参差雪   秦陵(しんりょう)  漢苑  参差(しんし)として雪なり   北闕南山次第春   北闕(ほくけつ)  南山  次第に春なり   車馬満城原上去   車馬(しゃば)   城に満ちて  原上(げんじょう)に去(ゆ)く   豈知惆悵有閑人   豈に知らんや...

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ティェンタオの自由訳漢詩 杜牧125ー128

 杜牧ー125    秋晩早発新定        秋の晩 早に新定を発す   解印書千軸     印(いん)を解く    書(しょ)千軸(せんじく)   重陽酒百缸     重陽(ちょうよう)  酒(さけ)百缸(ひゃくこう)   涼風満紅樹     涼風(りょうふう)  紅樹(こうじゅ)に満ち   暁月下秋江     暁月(ぎょうげつ)  秋江(しゅうこう)を下る   巌壑会帰去...

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ティェンタオの自由訳漢詩 杜牧117ー121

 杜牧ー117    睦州四韻             睦州四韻   州在釣台辺     州は釣台(ちょうだい)の辺(ほとり)に在り   渓山実可憐     渓山(けいざん)  実に憐れむ可し   有家皆掩映     家(いえ)有りて   皆掩映(えんえい)し   無処不潺湲     処(ところ)として潺湲(せんえん)たらざるは無し   好樹鳴幽鳥     好樹(こうじゅ)に...

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ティェンタオの自由訳漢詩 杜牧112ー116

 杜牧ー112    題池州貴池亭           池州の貴池亭に題す   勢比凌歊宋武台   勢いは比(ひ)す  凌歊(りょうきょう)  宋武(そうぶ)の台   分明百里遠帆開   分明(ぶんめい)に  百里  遠帆(えんぱん)開く   蜀江雪浪西江満   蜀江の雪浪(せつろう)  西江(せいこう)に満ち   強半春寒去却来   強半(きょうはん)   春寒(しゅんかん)...

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ティェンタオの自由訳漢詩 杜牧107ー110

 杜牧ー107     独 酌               独  酌   窗外正風雪     窓外(そうがい)  正(まさ)に風雪(ふうせつ)   擁炉開酒缸     炉(ろ)を擁して  酒缸(しゅこう)を開く   如何釣船雨     如何(いずれ)ぞや  釣船(ちょうせん)の雨   篷底睡秋江     篷底(ほうてい)  秋江(しゅうこう)に睡(ねむ)るに   ⊂訳⊃...

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ティェンタオの自由訳漢詩 杜牧103ー106

 杜牧ー103      秋浦途中               秋浦の途中   蕭蕭山路窮秋雨   蕭蕭(しょうしょう)たり  山路(さんろ)   窮秋(きゅうしゅう)の雨   浙浙渓風一岸蒲   浙浙(せきせき)たり  渓風(けいふう)  一岸(いちがん)の蒲(がま)   為問寒沙新到雁   為(ため)に問う  寒沙(かんさ)  新たに到れる雁(がん)に   来時還下杜陵無   来たる時...

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ティェンタオの自由訳漢詩 清ー魯 迅

 清59ー魯 迅     自題小像              自ら小像に題す   霊台無計逃神矢   霊台(れいだい)  神矢(しんし)を逃るるに計(けい)無く   風雨如磐闇故園   風雨  磐(いわお)の如くにして故園(こえん)を闇(やみ)とす   寄意寒星荃不察   意を寒星(かんせい)に寄(よ)するも  荃(せん)  察せず   我以我血薦軒轅   我れは我が血を以って...

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ティェンタオの自由訳漢詩 清ー王国維

 清57ー王国維      欲 覓                覓めんと欲す   欲覓吾心已自難   吾(わ)が心を覓(もと)めんと欲するも  已(すで)に自(おのず)から難(かた)し   更従何処把心安   更に何(いず)れの処(ところ)従(よ)り  心の安きを把(と)らんや   詩縁病輟弥無頼   詩は病に縁(よ)りて輟(や)め  弥々(いよいよ)頼るもの無く   憂与生来詎有端...

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ティェンタオの自由訳漢詩 清ー黄遵憲(2)

 清53ー黄遵憲    海行雜感十四首 其七    海行雑感 十四首  其の七   星星世界徧諸天   星星(せいせい)の世界    諸天(しょてん)に徧(あまね)し   不計三千与大千   計らず  三千と大千(だいせん)と   倘亦乗槎中有客   倘(も)し亦(ま)た槎(いかだ)に乗り  中(うち)に客(かく)有らば   回頭望我地球円   頭(こうべ)を回(めぐ)らして...

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ティェンタオの自由訳漢詩 清ー黄遵憲(1)

 清50ー黄遵憲     日本雑事詩            日本雑事詩   抜地摩天独立高   地を抜き  天を摩(ま)して  独り立つこと高し   蓮峰湧出海東濤   蓮峰(れんぽう)  湧出(ゆうしゅつ)す  海東の濤(なみ)   二千五百年前雪   二千五百年前(まえ)の雪   一白茫茫積未消   一白(いっぱく)  茫茫(ぼうぼう)  積みて未(いま)だ消えず   ⊂訳⊃...

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ティェンタオの自由訳漢詩 清ー林則徐

 清49ー林則徐      塞外雑詠               塞外雑詠   沙礫当途太不平   沙礫(されき)   途(みち)に当たって太(はなは)だ平らかならず   労薪頑鉄日交争   労薪(ろうしん)  頑鉄(がんてつ)  日々(ひび)交々(こもごも)争う   車箱簸似箕中粟   車箱(しゃそう)  簸(あお)ぐこと   箕中(きちゅう)の粟(ぞく)の似(ごと)し   愁聴隆隆乱石声...

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ティェンタオの自由訳漢詩 清ー龔自珍

 清43ー龔自珍    雑詩己卯自春徂夏    雑詩 己卯の春より夏に徂(およ)び    在京師作詩得十有    京師に在って詩を作る 十有四首を    四首 其一         得たり  其の一   少小無端愛令名   少小(しょうしょう)  端無(はしな)くも令名を愛す   他無学術誤蒼生   他(ま)た学術の蒼生(そうせい)を誤る無し   白雲一笑懶如此   白雲  一笑(いっしょう)す...

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ティェンタオの自由訳漢詩 清ー陳文述

 清42ー陳文述    月夜聞紡織声三首 其二  月夜 紡織の声を聞く 三首 其の二   茅檐辛苦倦難支   茅檐(ぼうえん)の辛苦  倦(う)みて支(ささ)え難し   繡閣嬌憨定不知   繡閣(しゅうかく)の嬌憨(きょうかん)  定めて知らざらん   多少呉姫厭羅縠   多少の呉姫(ごき)か   羅縠(らこく)に厭(あ)きたる   緑窓一様夜眠遅   緑窓(りょくそう)  一様(いちよう)...

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ティェンタオの自由訳漢詩 清ー張問陶

 清40ー張問陶     中秋月下作            中秋月下の作   一年小別住京華   一年の小別(しょうべつ)  京華(けいか)に住み   何処逢秋不憶家   何(いず)れの処か  秋に逢(あ)うて家を憶(おも)わざらん   緘取今宵衣上影   今宵(こよい)の衣上(いじょう)の影を緘取(かんしゅ)して   他時因夢寄天涯   他時(たじ)  夢に因(よ)って天涯(てんがい)に寄せん...

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ティェンタオの自由訳漢詩 清ー黄景仁

 清35ー黄景仁      雑 感                雑   感   仙仏茫茫両未成   仙仏(せんぶつ)茫茫として   両(ふた)つながら未(いま)だ成らず   只知独夜不平鳴   只(た)だ知る   独夜(どくや)に不平(ふへい)の鳴るを   風蓬飄尽悲歌氣   風蓬(ふうほう)  飄尽ひょうじん)す  悲歌(ひか)の気(き)   泥絮沾来薄倖名   泥絮(でいじょ)...

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ティェンタオの自由訳漢詩 清ー趙 翼

 清34ー趙翼      野 歩                 野  歩   峭寒催換木綿裘   峭寒(しょうかん)  換(か)うるを催(うなが)す  木綿(もめん)の裘(きゅう)   倚杖郊原作近游   杖に倚(よ)りて   郊原(こうげん)に近游(きんゆう)を作(な)す   最是秋風管閑事   最も是(こ)れ  秋風(しゅうふう)  閑事(かんじ)を管(かん)し   紅他楓葉白人頭...

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